車検費用を抑えたいならユーザー車検を検討すべき
自動車を所有しているオーナーにとって手痛い出費は2年に一回訪れる車検だ。ネット上には車検の比較サイトなんかもあるけど、どこもたいして変わらない。手数料だとか、整備料だとか謎の項目で料金がかすめとられ、「〇〇が劣化していたので交換したほうがいいですよ」といった不安をあおり、追加料金がかさんでいく。たしかに交換したほうがいいかもしれない、交換しなくていいかどうかわからない。だって僕たち素人だもの。
そんな頭痛い車検だけど、ディーラーや整備工場にまかせなくても自分で車検場に持って行くという方法がある。セルフ車検やユーザー車検といった方法だ。自分で車検を通すメリットは費用を安く済ませることができることだ。普通自動車で1000kg以内で、5ナンバーだったら45,000円くらいですんでしまう。だ。ディーラーやカー用品店で行うとなんやかんやと10万円近くかかってしまう。日本の自動車は優秀なのだ。普通に乗っている限り、そう簡単に壊れることはない(自分調べ、責任はとらない)。私は車検を自分で通せるということを学生寮で知った。貧乏人たちの集まりでもあったので、誰しもが当たり前のように自分で車検を通していた。貧乏人たちが自動車を所有するということはいろいろ節約方法を考えるもんだということを知った。
先日、6年ぶり5回目のユーザー車検を行ってきた。6年ぶり5回目ってのが甲子園出場だと宿の手配のノウハウがどうとか、OBから寄付金をふんだくり、グッズの作製とか、応援団の手配とか大変でしょうけど、ユーザー車検も大変なのだ。何しろ今回は6年ぶりだ。ほとんど忘れている。前回、前々回とディーラーにお願いするというブルジョア行為を行使したため、すっかりぬるま湯につかってしまったのだが、車検場は戦場なのだ。車検が切れる2ヶ月くらい前から憂鬱な気分でいつ車検に行こうかと考える日々。とにかく久しぶりだったため、いろいろ焦ってしまった。スマートにこなすのはコツが必要となるだろう。おそらくまた2年後の継続車検の際に慌てないための忘却録として記録する。
ユーザー車検は、最寄りの運輸局にいけば受けることができる。だが、突然行って検査を受けられるわけではない。昔はアポ無しで行っていたような気がするが、場所にもよるだろうが予約が必要だ。
年末、年度末、月末は予約で混み合うので注意が必要だ。なぜその時期に混むのだろうか。税金対策で年末に車を購入するハイソサエティたちがいるからなのか。貧乏人にはよくわからない。だが、オレの狙いは1月上旬だ。消費も冷え込む正月明けの平日だ。4日前に一日に4ステージある中の第一ステージに予約を入れた。前日予約でも大丈夫だったかもしれない。過去の記憶では、3月は激戦区だった。危うく車検切れを起こすところだった。油断できない。
次は有給休暇の取得だ。フリーランスや、無職や、社長や、取締役クラスの人間にとってはいつでも時間の都合がつくだろうが、社畜にとっては上司や周辺社員への根回しが必要となってくる。場合によっては、車検予定日をずらさなくてはならない。政府の方針では、有給休暇が取得しやすい社会を目指しているようだが、中小企業ではクソ食らえだ。簡単に取れるもんではない。平日にディズニーランドにでも行きたいもんならば、3日くらい前から、具合が悪いふりをし、前日になるとマスクをして咳き込み、夕方になると頭に力を込めて顔を赤くして、「部長、すいません、風邪を引いたようで明日休みを頂きます」と言って休暇届の提出だ。「そうかい、お大事に」と印をもらって、総務に提出したら後は小躍りしているところを見られないようにして、自分の職場に戻るくらい演じてもいい。世の中はコントだ。総じて皆役者なのだ。
事前準備書類編は、車検証、自賠責証明書、自動車納税証明書を用意する。前の2つはおそらく車に搭載されているディーラーからもらう樹脂が劣化してパリパリのカバーの中に入っているはずだ。自動車納税証明書は毎年5月に送られてくるやつで、ちゃんと払っておこう。ただし、遠方に住んでいる父親名義の車に乗っているケース(かつてのオレ)、娘が就職した際に新車を購入したけど印鑑登録してないから父親名義で車を購入し、結婚して実家を出たけど名義は父親のままのケース(今回のオレ)だと手元に納税証明書は届かないので注意しよう。ちなみに納税証明書は毎年届くが、車検の際に必要なのは直近の1回分だけでいいぞ。
あと、事前準備車両編は、ライト、ウィンカー、ハザード、パッシング、警笛が点くかどうか(鳴るか)確認しておこう。テールランプも見逃さないでね。あと、ホイールを留めているナットがホイールカバーで隠れている場合は、カバーも外しておこう。
そんなわけで、車検予約日当日、埼玉県民な私は埼玉運輸支局に向かう。なにしろ、車で10分ちょいの距離だ。お買い物感覚で行ける距離なのだ。ちなみに、カーディーラーまでは20分くらいかかる。ディーラーに持って行くよりも手間がかからず即効性が高いのは特筆すべき事項だろう。何しろディーラーに車検をお願いした場合は、1.赴いてマイカーを託し、台車で帰宅、2.台車を返却し、マイカーを回収、3.再び赴き、書類、車検シールの受け取りと3回ディーラーに行く可能性がある。なにしろ、前回そうだった。台車を返却しに行った際に、書類が揃っていないのでもう一度来てくれと言われたのだ。その点、ユーザー車検だったらその日のうちに全部揃ってしまう。なんて無駄がないのだろう。
目的地は埼玉運輸支局だが、経由すべき場所がある。車検場の近くにあるテスター一式とか予備検とか書いてある建物に突入する。何をするかといえば、ヘッドライト検査で行われる光軸の調整だ。これだけは、プロに調節してもらったほうが何かと早くて楽に済む。金額にして1,296円(税込み)だ。時間にして5分程度で済むが、だいたいそんなもんだと思う。領収書は印刷された書式なので、ドライバーの顔を見て金額を決めているという気配もない、たぶん。
そして、意気揚々として埼玉運輸支局へ。入って左側の建物が本館で、右側の建物が別館で書類や印紙を買うところのようである。現在時刻は8:30で、受付は8:45、検査開始は9:00からだ。諸々の手続きも30分あれば足りるだろう。するっと本館に入り、自動車検査証、自動車重量税納付書、継続検査申請書を手に入れて記入していかなければならないのだが、手に入りそうな気配はない。周りを見渡せば、つなぎを着ていらっしゃるプロな方々ばかりで、ジャージを着ている素人は私くらいだ。手元を見ると、すでに記入の終わったバインダーに綴じた書類数枚を携えているようだ。書類は事前に準備しているのだろう。当日慌てないためにも、事前に準備しておくほうがよいけども、素人ゆえわざわざ出向くのは面倒だ。んで、どうやら本館では3種の書類は手にはいらないことがわかり、別館のほうで手に入るようだ。これは、素人にはわかりづらい。というよりも、しらなきゃわからない。
そして、もたもたと別館へ。3種類の書類を20円で購入し、本日車検を受ける旨を伝えるとその場で重量税支払い分の収入印紙を貼られる。ついでに、自賠責保険の支払いを済ませ、本館に移動し、必要事項をえんぴつとボールペンで記入する。この際、真冬だったため東からの太陽の光がまぶしいので冬は気をつけよう。そして、自分の名前を書いていてふと気づくのだ。今回車検を通す車は妻の旧姓名義の車だった。印鑑を持参していたものの、妻旧姓の印鑑を忘れたのだ。基本的な書類全ては、車検証の情報をもとに記入しなくてはならず、継続検査申請書には車検証上の所有者本人の直筆のサインと印鑑が必要となる。久しぶりのユーザー車検であったが、何度も受けていたため、油断があったようだ。そんなわけで、慌てて自宅に戻り、妻に書類に記入してもらう。再度運輸支局へ。このような慌てた状況だと事故になりかねないので、運転には最善の注意を払わなければならない。
で、実際の検査だが、ライトをつけたり、ウインカーをつけたり、マフラーに棒を突っ込んだりと係員の指示通りに真摯に取り組んでいればスムーズにすすむ。私のような素人向きだ市の人間にはわりとやさしかったりする。
無事車検を通すことができたら、定期点検も忘れずに。
まとめ
- 記入は慌てる気をつけろ(できれば事前入手して記入しておく)
- 名義に気をつけろ
ミニマリスト宣言
ミニマリストに憧れている。
ネット界隈ではあたりまえの話題のように感じるが、現実の世界での認知度はまだ低いかもしれない。はっきりと決まった定義はないが、ミニマリスト=最小限主義者ってことでいいと思う。所有物のほとんどを断舎離して、食事はすべて外食のため冷蔵庫すら持たず、洗濯はコインランドリーで洗濯機いらず、布団をもたずに寝袋ですごす。持っているものはiPhone、mac book proと数着の衣類だけでトランク1つで生活できる極限がりそうとされているようで、一歩間違えればプロキャンパー(浮浪者)と変わらないのかもしれない。
ここ一年くらい、ミニマリスト的な考え方に共感を覚えて、ブログや書籍に目を通してきた。実践者は、もともとモノに溢れた生活からの脱却したくて始めた人が多いようだ。いつ履くともわからない靴たち、いつ買ったかわからないかばん、最後に着たのは何年前になるかという服の山を前にして考えてみると、普段愛用するのはこの靴とこのかばん、そして数枚の服だということに気づき、こんな生活から抜け出せないかと、断捨離を始めていくようだ。必要と不要、使うか使わないか、ときめくかときめかないかと基準は様々だが徐々にモノを売ったり、あげたり、捨てたりしているうちに心が晴れやかになっていく。
もちろん、私も物質主義に囚われていて、モノがあふれている生活をしているのだ。物を沢山持っていることが美しいとすら思っていた。戦後の焼け野原的発想だったようだ。大したブランド物はもっていなかったけど、靴、ジャージ、スウェット、フリース、Tシャツ、ジーンズなどのワタシにしかわからない希少価値あるモノたちに囲まれている。
ある日、モノがたくさんあることは必ずしも幸せにはつながらないことに気づき、断捨離を試みてみる。すると、心がすっと晴れやかになって気分が良かった。昔から溜め込んでいたもので必要な物など殆ど無く、足かせにすぎないじゃないかと。
なぜモノに執着していた私がダウンサイジングに務めるようになったかといえば、物欲にまみれている妻の存在が大きい。あれが欲しい、これが欲しいとと次々に購入したがる姿を見てなんだかみっともなさを感じてしまった。妻に残念な印象を抱きながらふと気づく、その姿はかつての自分だったのだ。彼女を見ることにより、自分を客観視することができた。自分もみっともなかったのだなあと。
原因はどうあれ、モノを減らしてシンプルに生活するという考え方は色々と長年の習慣を変えてしまう可能性がある。自分の行動指針となるものだから、ある意味宗教みたいなものじゃないか。何でもかんでもアウトソースして金で解決する系のミニマリストになるのほど経済的な余裕はないので、どちらかといえば金がかからない系のミニマリストを目指す。それってただのケチかもしれないけど。
物欲妻と、幼児がいる環境でどこまで出来るかやってみよう。
ゆとりのある落ち着いた時期が一番危ないということ
1月は行く。
2月は逃げる。
3月は去る。
と、どこかで聞いたことがある。
1、2、3月は早く過ぎちゃうということだ。
たいていの一般人、つまり僕みたいな人たちは、年末の忙しくドタバタして正月を迎え、1月のわりと落ち着いたのほほんとした雰囲気をお気楽に過ごしているとあっという間に4月になってしまうのだ。
気がつけば、2月も二周目に突入し、緩んでいた私はブログの執筆もせずに穏やかな日々を過ごしてしまった。もっと、鋭敏に過ごさなくてはと自戒。
ブログを毎日更新するために心がけること
毎日更新しようと息巻いてブログを始めたものの、11月初頭に1本書いてから1ヶ月以上更新しませんでした。3日坊主よりもひどい1日警察署長ですよ、ギャラ無しの。毎日続ける、習慣にするということがいかに大変かということは子供の頃から実体験しているもののなかなか習得できないことである。やる気はあったのだが、気だけで行動が伴わないことはよくあろう。日経平均が8,000円時代に株を仕込んでおけば云々、暴飲暴食をせず筋トレ・運動をしてスタイリッシュな体を維持しよう云々。思うだけで、結局銀行預金のみだし、体だってブヨブヨだ。行動が大事なのは身を持ってわかっているが、その行動が伴わない。
さらに、行動を起こしたとしても手段が目的に変わることに注意しなければならない。ブログ執筆のケースでいうと、毎日更新するという手段が目的に変わってしまうことに注意しなければならない。ブログを書くことはあくまでも手段だ。ブログを書く目的は、文章力、表現力をつけるためだ。あくまでも、文章力、表現力をつけることを目的にしている。とはいいつつ、その先に金銭が絡むかもしれないという助兵衛心もないとはいえない、ある。だけどそれは軟式C球で少年野球を始めたばかりの子どもが、メジャーリーグを目指すようなものだ。まずは、チームでレギュラーになることをめざさないといけない。階段を一段ずつ登って行かないとダメだろう。情報産業は驚くほどに進歩したので、そりゃあ一気に上まで登ってしまうエレベーターみたいな方法があるかもしれないが凡人は基礎から構築していくことがなによりも大事になるのではないですかね。
学生時代の研究室配属の辺りから本をよく読むようになって、社会人になってから更に加速しました。ジャンルはビジネス本だったり、小説だったり、歴史本だったり様々です。自由に使える金が出来ましたので、わりと手当たり次第本を買っておりました。ネットの情報を元に購入することも多く、最初の頃はアマゾンの書評にてずいぶんと騙されました。おかげさまで、だいぶ真偽を判断する目が養われてきたと自負しております。本を読むということ、つまりインプットは長いことしておりました。ところが、アウトプット足りていなかったわけですよ。これって食事はするけど、ウンコしないようなものじゃないですか。体に悪いに決まっています。だからブログを書くのです。
ですが、毎日更新と息巻いても体がついて行かないでしょう。寝起きに100m走をするようなものです。つまり助走が大事ってことですよ。そんなわけで程々に書いていくことにします。
電子レンジが壊れた時の対処法
電子レンジが壊れた時の最善の方法は、